メンズの髪セットがうまくいかない原因の多くは、ワックスのつけ方ではなくドライヤーの使い方にあります。実は、セットの仕上がりの8割はブロードライで決まるといっても過言ではありません。
この記事では、メンズの髪セットで最も重要なドライヤーのテクニック、アイロンの使い方、ワックスの正しいつけ方を順番に解説します。初心者でも再現できるよう、ステップごとに詳しくお伝えします。
メンズの髪セットが決まらない3大原因
「毎朝ワックスをつけてるのに全然セットが決まらない」。そんな方は、以下のどれかに当てはまっている可能性が高いです。
- ドライヤーで土台を作っていない — 半乾きのまま・自然乾燥のままワックスをつけている
- ワックスの量が多すぎる(or 少なすぎる) — 適量は髪の長さによって変わる
- ワックスのつけ方が偏っている — 前髪にばかり集中して後ろが疎かになっている
特に1つ目の「ドライヤーで土台を作る」は、美容師さんが口を揃えて言う最重要ポイントです。
ステップ1: ブロードライ|セットの土台を作る
ブロードライとは、ドライヤーを使って髪の形を作る工程のことです。ここが髪セットの最も重要なステップです。
洗い流さないトリートメントオイルをつける
ドライヤーの前に、洗い流さないトリートメントオイルを毛先中心につけましょう。熱によるダメージを防ぎながら、まとまりのある仕上がりになります。
洗い流さないトリートメントオイル
ドライヤー前のダメージ防止に
ドライヤーの基本テクニック
乾かすときは、ドライヤーを振る or 手で髪をわしゃわしゃ動かすのが鉄則です。一か所に温風を当て続けると、髪が傷むだけでなく変なクセがつきます。
後頭部のボリュームが命
横から見たときのシルエットを意識してください。後頭部のボリュームがないと、のっぺりした印象になってしまいます。
手で髪を持ち上げて温風を当て、形がついたら冷風で冷やす。この「温めて→冷やす」を繰り返すことで、ボリュームが固定されます。
潰すところは手で押さえ込む
サイドやハチ周りなど、ボリュームを出したくない部分はドライヤーの風を当てながら手で押さえ込みます。メリハリのあるシルエットを作るには、「出すところは出す、抑えるところは抑える」が基本です。
ステップ2: ヘアアイロン|カールで動きをプラス
Cカールの作り方
アイロンで「C」の字を描くようにカールをつけていきます。毛束を少量ずつ取って、アイロンで挟んだら手首を返すイメージです。
方向は外巻きと内巻きをミックスすると、自然な動きが出ます。全部同じ方向に巻くと不自然になるので注意してください。
温度設定の目安
メンズの短い髪は高温だとダメージが大きくなりやすいため、150〜180度が目安です。細い髪質の方は低め、太くて硬い髪の方は高めに設定しましょう。
メンズ用ヘアアイロン
Cカールで自然な動きを
ステップ3: ワックス|つけ方の順番がカギ
ワックスの量
ショートヘアなら小指の爪くらい、ミディアムなら10円玉くらいが目安です。少量を手のひら全体に薄〜く伸ばしてからつけましょう。
つける順番
- 後ろから — わしゃわしゃと揉み込むようにつける
- サイド — 根元からしっかりなじませる
- トップ — 立ち上げながらつける
- 前髪は最後に残った分だけ — つけすぎるとペタッとなる
前髪にワックスをつけすぎるのは、初心者がやりがちな失敗です。前髪は手に残った少量で十分です。
束感の作り方
ワックスを全体になじませたら、アイロンで作ったカールを手で裂いて小さい束にします。大きな毛束を指で少しずつ分割していくイメージです。
束が細かくなるほど繊細でおしゃれな印象になります。鏡を見ながら、気になる部分を調整していきましょう。
メンズ スタイリングワックス
束感・動きを出すならワックスが必須
髪質別のセットのコツ
軟毛・猫っ毛の方
ボリュームが出にくいため、ドライヤーでの土台作りが特に重要です。ワックスはマット系の軽いタイプを選び、つけすぎに注意してください。重いワックスだと髪が潰れてしまいます。
剛毛・太い髪の方
髪が硬くて言うことを聞かない方は、アイロンの温度をやや高めに設定してしっかりクセづけしましょう。ワックスはキープ力のあるハードタイプがおすすめです。
くせ毛の方
くせ毛は活かすか抑えるかの二択です。活かす場合はバームやオイルでまとめるだけでOK。抑える場合はストレートアイロンで伸ばしてからワックスをつけましょう。
よくある質問
Q. ワックスをつけても夕方には崩れてしまう
ドライヤーでの土台作りが不十分な可能性があります。また、仕上げにヘアスプレーを使うとキープ力が格段に上がります。
Q. セット前に髪を濡らす必要はある?
寝ぐせがひどい場合は、霧吹きで根元を湿らせてからドライヤーで乾かし直しましょう。寝ぐせが少ない場合は、そのままアイロン→ワックスでOKです。
Q. どんなワックスを選べばいい?
初心者にはクレイタイプ(マット系)のワックスがおすすめです。操作性が高く、つけすぎてもテカりにくいので失敗しにくいです。慣れてきたら、ファイバー系やジェルワックスも試してみてください。
まとめ
メンズの髪セットを上手にするための3ステップをおさらいします。
- ブロードライ — ドライヤーで土台を作る。仕上がりの8割はここで決まる
- アイロン — Cカールで動きをプラス。外巻き×内巻きのミックスが自然
- ワックス — 後ろから順番につける。前髪は最後に残った分だけ
一番大事なのは、ワックスに頼りすぎないこと。ドライヤーとアイロンでしっかり形を作ってからワックスで仕上げる。この順番を守るだけで、セットの仕上がりは劇的に変わります。


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