メンズの編み込みって、実はセルフでもできるんです。
サロンに行かなくても、鏡の前で練習すれば誰でもサイドの編み込みをキメられます。この記事では、初心者でもできるメンズ編み込みのやり方を、ステップごとにわかりやすく解説します。
まずは髪西さんの実演動画を見て、完成イメージをつかみましょう。
メンズ編み込みとは?普通の三つ編みとの違い
編み込みとは、髪を少しずつ拾いながら編んでいく技法のこと。普通の三つ編みは最初に取った3束だけで編んでいきますが、編み込みは周囲の髪を少しずつ足しながら編むため、頭に沿ったタイトなラインが出ます。
メンズの場合は特にサイドの編み込みが人気です。ツーブロックやフェードカットと組み合わせると、一気にストリート感のあるスタイルに仕上がります。
メンズ編み込みの種類|コーンロウ・フレンチブレイド・ダッチブレイド
メンズの編み込みには、大きく分けて3つの種類があります。それぞれ見た目の印象や難易度が違うので、自分がやりたいスタイルに合わせて選びましょう。
フレンチブレイド(表編み込み)
最も基本的な編み込みスタイルです。3束の髪を交差させるとき、外側の束を中央の束の「上」に持っていきます。
編み目がフラットに頭に沿うので、自然で落ち着いた印象になります。初心者はまずこれから練習するのがおすすめ。サイドに1本入れるだけでも、ぐっとおしゃれ度がアップします。
ダッチブレイド(裏編み込み)
フレンチブレイドの逆バージョン。外側の束を中央の束の「下」にくぐらせます。
すると編み目が表面に立体的に浮き上がり、存在感のある太い編み込みラインが出ます。フレンチブレイドよりも目立つので、イベントやフェスでインパクトを出したいときに最適です。
コーンロウ
頭皮に沿って細かくタイトに編み込んでいくスタイルです。ヒップホップやストリートカルチャーから生まれたスタイルで、メンズの編み込みといえばコーンロウをイメージする方も多いでしょう。
複数本を平行に入れるのが定番ですが、デザイン次第でカーブやパターンも作れます。ただし、セルフでやるのはかなり難易度が高いので、最初はサロンでプロにお任せするのが無難です。
初心者にはフレンチブレイド(表編み込み)から始めるのがおすすめです。コツを掴んだら、ダッチブレイド、コーンロウとステップアップしていきましょう。
短い髪でもできる?メンズ編み込みに必要な髪の長さ
「自分の髪の長さで編み込みできるのかな?」と気になる方は多いはず。結論から言うと、最低でもトップが7cm以上あれば編み込みは可能です。
髪の長さ別の目安をまとめました。
- 5cm以下(ベリーショート):編み込みは難しい。ツイスト(ねじり)なら可能な場合も
- 7〜10cm(ショート〜ミディアム):サイドの編み込み1〜2本が可能。毛先が短くて飛び出しやすいので、ジェルでしっかり固めるのがコツ
- 10〜15cm(ミディアム):編み込みに最適な長さ。フレンチブレイドもダッチブレイドも自由自在
- 15cm以上(ロング):コーンロウやハーフアップ編み込みなど、デザインの幅が大きく広がる
短い髪で編み込みに挑戦するなら、いくつかポイントがあります。
- ジェルやグリースを多めに使って、髪をまとめやすくする
- 編み目は太めにする(細かい編み込みは長さが足りないと崩れやすい)
- 毛先が飛び出す場合は、ヘアピンで押さえる
- パーマをかけていると短い髪でも編みやすい
今の髪の長さで不安なら、まずはサロンで相談してみるのがベストです。美容師さんが髪質と長さを見て、最適なスタイルを提案してくれます。
編み込みのビフォー&アフター
セット前
軽い七三分けからのスタート

セット後
七の方はスパイラルカールでボリュームを出し、三の部分に編み込みを入れています。

このように、サイドに編み込みを入れるだけで印象がガラッと変わります。
メンズ編み込みに必要なアイテム
自分で編み込みをするために、まず以下の道具を揃えましょう。どれも手頃な価格で手に入るものばかりです。
ワックス・ジェル
編み込みの仕上がりを左右する最重要アイテムです。乾いた髪のままだとバラけやすいので、軽くワックスやジェルを馴染ませてから編み始めるとキレイに仕上がります。ハードタイプのワックスか、ウェット感の出るジェルがおすすめです。
メンズ ヘアワックス(ハードタイプ)
編み込みのホールド力を高めるスタイリング剤
ヘアバンド・ターバン
編み込みをしている間、編まない部分の髪が邪魔になります。ヘアバンドやターバンで押さえておくと作業がスムーズです。仕上がり後にそのまま着けてスタイルの一部にするのもアリ。
メンズ ヘアバンド
編み込み作業中の髪押さえ&スタイリングに
テールコーム(細い柄のコーム)
髪を正確に分け取るための必須アイテム。先端が細い「テールコーム」なら、まっすぐなパーティングライン(分け目)を作れます。100均でも手に入りますが、先端が金属製のプロ用コームだとさらに使いやすいです。
テールコーム
正確な分け目・パーティングを作る必須ツール
ヘアピン・ヘアゴム
編み終わりを留めるヘアゴム(細め)と、途中の毛先を押さえるアメリカピンは必須です。ヘアクリップ(ダッカール)も、編まない部分を留めておくのに便利。三面鏡または合わせ鏡があると、サイドや後ろを確認しながら作業できます。
ヘアピン・ヘアゴムセット
編み込みの固定に。アメピン&細ゴム
メンズ サイド編み込みのやり方|5ステップで解説
では、実際にサイドの編み込み(フレンチブレイド)のやり方を見ていきましょう。
ステップ1:下準備をする
まず霧吹きで髪を軽く湿らせます。完全に濡らす必要はなく、しっとりする程度でOKです。
次にジェルまたはワックスを手のひらで伸ばし、編み込む部分全体に薄くなじませます。これをやるかやらないかで、編みやすさが段違いに変わります。
ステップ2:髪を分ける
テールコームを使って、編み込みたい部分の髪を分け取ります。
サイドの編み込みなら、こめかみの上あたりから耳の後ろにかけてのラインで分けるのが基本。編まない部分はヘアクリップで留めておきましょう。
分け取る幅は、編み込みを太くしたいなら広め(3〜4cm)、細くしたいなら狭め(1.5〜2cm)に調整します。
ステップ3:最初の3束を作って編み始める
分け取った髪の先頭(前方)から、3つの小さな束を取ります。だいたい親指の太さくらいが目安です。
この最初の3束の太さが編み込み全体の幅を決めるので、左右対称にしたい場合は意識して同じ太さにしましょう。
普通の三つ編みの要領で1回クロスさせたら、次からが編み込みのポイント。上の束を中央に持っていく時に、その上側の地肌から少量の髪を拾って合流させます。下の束を中央に持っていく時も同様に、下側から少量の髪を拾います。
コツは「一定量ずつ拾う」こと。たくさん拾いすぎるとボコボコになるし、少なすぎると編み目が細かくなりすぎます。小指の先くらいの量を目安にしてください。
ステップ4:耳の後ろまで編み進める
同じ動作を繰り返して、耳の後ろまで編み進めます。
途中で鏡を確認しながら、ラインが曲がっていないかチェックしましょう。曲がってしまったら、その部分だけほどいてやり直せばOKです。焦らず丁寧にやるのが仕上がりを左右します。
編んでいる最中にテンション(引っ張る力)を緩めないのも重要なポイントです。ゆるく編むとすぐに崩れてしまうので、最初のうちはしっかり引っ張りながら編むことを意識しましょう。
ステップ5:毛先を留めて仕上げる
耳の後ろまで編み終わったら、残りの毛先は普通の三つ編みにしてヘアゴムで留めます。短い髪の場合はそのまま毛先をピンで固定してもOK。
最後にハードスプレーを軽く吹きかけて崩れを防止すれば完成です。スプレーは20cmくらい離して全体にまんべんなくかけましょう。
セルフ編み込みのコツ|失敗しないためのポイント
初めてのセルフ編み込みでよくある失敗と、その対策をまとめました。
髪がバラけてまとまらない
原因は髪が乾燥していること。霧吹きで軽く湿らせるか、ワックスを薄く馴染ませてから始めましょう。ジェルタイプのスタイリング剤だとさらにまとまりやすいです。
左右で太さが違ってしまう
最初に分け取る範囲をテールコームでしっかり決めておくのが大切。マスキングテープなどで目印をつける方法もあります。
編み目がゆるくなる
編み込みは「テンション(引っ張る力)」がポイント。ゆるく編むとすぐに崩れてしまうので、最初のうちはしっかり引っ張りながら編むことを意識しましょう。慣れてきたらあえてゆるめに編んで「ルーズ編み込み」にするのもアリです。
メンズ編み込みにおすすめのワックス・スタイリング剤
編み込みをキレイに仕上げるには、スタイリング剤選びも重要です。
- ジェル:ホールド力が高く、タイトな編み込みに最適。ウェット感も出せる
- グリース(ポマード):ツヤ感が出て、クラシックな雰囲気に。コーンロウにも相性◎
- ハードワックス:マットな質感で、ナチュラルに仕上げたい時に
- ヘアスプレー:仕上げの固定用。編み込み後にサッとかけるだけ
個人的には、編む前にジェルを馴染ませて、仕上げにハードスプレーをかけるのが一番キープ力が高いと感じています。セット力のあるワックスならメンズワックスおすすめランキングの記事も参考にしてみてください。
メンズ編み込みのヘアスタイル例
サイド編み込み×ツーブロック
サイドをツーブロックにして、トップからサイドにかけて編み込みを入れるスタイル。ストリート系ファッションとの相性が抜群です。
コーンロウ×フェード
サイドとバックをフェードカットにして、トップをコーンロウで編み込むスタイル。フェスやイベントで注目されること間違いなし。ただし、コーンロウはセルフだと難易度が高いので、最初はサロンでやってもらうのがおすすめです。
ハーフアップ編み込み
ミディアムヘアの方なら、トップ部分だけを編み込んでハーフアップにするスタイルもおしゃれ。カジュアルな印象で普段使いにもピッタリです。
メンズ編み込みの参考動画
文章だけだとイメージしにくい方は、こちらの動画も参考にしてみてください。
LIPPSの石井さんが実演するねじり編み込み。コーンロウ風の仕上がりで、サイドをスッキリ見せたいメンズにぴったりです。
メンズ編み込みに関するよくある質問(FAQ)
Q1. セルフ編み込みは初心者でもできますか?
はい、できます。最初は30分〜1時間かかるかもしれませんが、3〜4回練習すれば15分程度でできるようになります。まずはフレンチブレイド(表編み込み)から練習しましょう。
Q2. 編み込みはどのくらいキープできますか?
スタイリング剤でしっかり固めれば、通常1日は持ちます。ジェル+ハードスプレーの組み合わせなら、汗をかいても崩れにくいです。コーンロウのようにタイトに編んだ場合は、数日〜1週間ほどキープできることもあります。
Q3. 編み込みをすると髪が傷みますか?
きつく引っ張りすぎると、頭皮や髪に負担がかかることがあります。「少し引っ張られている感じがあるけど、痛くはない」くらいのテンションが適切です。毎日長時間やるのは避け、編み込みを外した後はトリートメントでケアしましょう。
Q4. 直毛でも編み込みはできますか?
できます。ただし直毛はツルツル滑りやすいので、必ずジェルやワックスをなじませてから編み始めてください。パーマやくせ毛の方のほうが編みやすいのは事実ですが、スタイリング剤で十分カバーできます。
Q5. 美容室で編み込みを頼むといくらかかりますか?
サロンによりますが、サイド編み込み1〜2本なら1,500〜3,000円程度が相場です。コーンロウなど全頭に編み込むスタイルだと5,000〜15,000円ほどかかることもあります。ホットペッパービューティーや楽天ビューティーで「メンズ 編み込み」で検索すると、メニューと料金を事前に確認できます。
プロにお任せしたい方へ
セルフで編み込みに挑戦するのもいいですが、やっぱりプロの美容師にキレイに仕上げてもらいたいという方も多いはず。
メンズ編み込みが得意な美容室を探すなら、楽天ビューティーが便利です。エリアやメニューで絞り込めるので、自分に合ったサロンが見つかります。
編み込みが得意な美容室を探す
楽天ビューティーで探すまとめ|メンズ編み込みはセルフでもキマる
メンズの編み込みは、道具と手順さえ覚えれば自分でもできます。最初は時間がかかるかもしれませんが、3〜4回練習すればかなりスムーズにできるようになります。
ポイントをおさらいしましょう。
- まずはフレンチブレイド(表編み込み)から練習
- ワックスやジェルで髪をまとめてから編む
- テンションをしっかりかけて編むのがコツ
- 仕上げにハードスプレーでキープ力アップ
- 髪の長さは7cm以上あれば挑戦できる
編み込みをマスターすれば、ヘアアレンジの幅がグッと広がります。ぜひ鏡の前で練習してみてください。

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